2日目は来迎寺というお寺で瞑想です。
ここからは、夫の元同僚自衛官も参加しました。
瞑想といえば、「やるといい」ことは分かっていましたが、何度かチャレンジしては、いまいち習得できずにいました。
和尚さんが瞑想について説明をしながら、歩く瞑想座る瞑想を1時間ほど行いました。
身体の力を抜いて、吐く息に集中する。
何か考え事が浮かんでも、受け入れて、また呼吸に集中する。そうすると段々と無になります。
自分の抱えている荷物を、一旦置いてみる感覚です。そうすると、頭の中がクリアになって自分を取り戻せるということです。
今は便利な世の中だけど、その分自分の知らなくていい情報が入りすぎて、振り回されて疲弊してしまう。そんな時に瞑想がいいそうです。
確かに寝る前にのんびりするつもりで、情報収集といいつつTwitterをみたりすると、翌朝なんだか心がざわついて憂鬱だったりします。
たまに1人の時間があっても、やる事があったりすると休んだ気にならない事もあります。
それは気持ちが外に向いているから。
自分以外のことの要因で、疲れてしまっているんですね。ひとりの時間があるだけじゃ、だめなんですね。
睡眠は身体を休ませて、瞑想は魂を休ませるのだと感じました。
私が今、合格発表前にあまりナイーブにならずに済んでるのは、毎朝のマラソンが、この瞑想の代わりになっているのだなと気がつきました。
考え事をしながら走るのは苦手なので吐く呼吸だけに集中して走っています。お陰で気持ちが前向きになって性格が変わったなと自分でも思っていた所です。
一緒に瞑想した屈強な空挺レンジャー達は、初めて瞑想をして、脱力しすぎて倒れそうになったと言っていました。
それほどリラックス出来ました。
瞑想をうまく取り入れられれば鬱病なんかにも効果があると和尚さんは仰っていました。
ぜひ広まってほしいですね。
瞑想のあとは、三崎さんを囲んで話を聴き、みんなで感動の涙を流して、身も心も清まって来迎寺を出たのでした。
お次は武道体験
武道体験は子供達がとても楽しみにしていたイベントなのですが、予定が押してしまったため1日目に出来なかったのを急遽2日目の予定に入れてくださいました。
とはいえ、三崎さんとはお昼でお別れです。せいぜい15分くらいのトレーニングだと思っていたので私は見学することにしました。
がしかし!三﨑さん、自ら1時間もみっちりトレーニングしてくださったんです。
ガーン‥。
三崎さんにキックにパンチの相手、して欲しかった〜(T ^ T)きむみー、一生の不覚!!
大人子供関係なくハードなトレーニングのあとは、1対1で対戦してもらったり、チャンピオンベルトを触らせてもらったりの楽しいボーナスタイムもありました。
名残惜しかったですが、この後は三﨑さんとはお別れをして、三﨑さんの想いを継いで鹿島神宮に参拝してから帰宅となりました。
三﨑和雄さんは武士でした。
「人は出会うべくして出会う。1秒たりとも早からず、遅からず。」
と仰っていました。
三﨑さんと出会うべくして出会ったのなら、とても重要な使命を受け継いだ気がしました。
微力ながら三﨑さんの想いは、私から身近な人たちにも伝えていきたいと思います。
今回の旅は、私の中の何かを大きく変えました。
大きな気づきがありました。
それをどう形にしていくか、今後考えていきたいと思います。